名刺作りのツボ教えます

名刺作りのツボ教えます

この時代の相手のことを考えよう

今回はメッセージの伝え方の2回目を書こうと思いましたが、急に思い立って脱線します。

最近、名刺の管理方法が変わってきましたね。
スマホの普及により、名刺を写真で撮って、ネット上にアップ、いつでもどこでも見られるようにするサービスが増えてきました。
中には、写真に撮った名刺画像の文字を人力で文字起こしして、データ化してくれるものまであります。

こうなると、今までは自分の好き勝手にしていた名刺のデザインも、相手のことを考える必要が出てくると思うのです。

例えば、重要な情報が裏と表に分散しすぎている名刺。
名前と住所は表に記載しているが、メールアドレスは裏にあったりした場合、もし相手がうっかり表面しか写してくれなかった場合、メール連絡の道が閉ざされてしまいます。
いや、うっかりならまだしも、相手が「名刺は表の一面しかアップしない」というポリシーだったら、メールアドレスはデータ化されないことになってしまうのです。

つながってナンボのビジネスの現場においては、これは非常にもったいないですよね。
メールアドレスも、伝わっていればワンクリックで連絡してもらえるところを、下手すれば「面倒だからやめた」とチャンスを逃してしまうわけですから。

この問題、実はわたくしも非常に悩んでおります。
こういったスマホ名刺管理の人が、今後どれだけ増えるかですが、今持っているガラケーが壊れたら、ほとんど100%の人がスマホになるわけです。
それを考えますと、名刺のスマホ管理を選択する人も、減ることはないだろうと。

実際、今わたくしがメインでお渡ししている名刺、表には名前と肩書きしか載せていません。
ですから、この、表面だけアップされたらどうなってしまうのかと恐ろしくなるわけですね。

そしてもっと恐ろしいのが二つ折り名刺や四つ折り名刺。
一体どの面を撮影してもらえばいいのか、しかしそんなこと相手にリクエストできないし、本当にどうしようか困ってしまいます。

そう考えますとやはり名刺は裏表一枚のものが一番対応力があるのは間違いないなと。
わたくしも時と場合によっては二つ折り名刺などは作りますが、スタンダードである一枚もの名刺というのには、やはりそれなりの強さがあるのだなと、あらためて考えさせられますね。

高木芳紀
名刺アドバイザー(日本名刺協会理事)。著書は「1秒で10倍稼ぐありえない名刺の作り方」「営業いらずのソーシャルメディア人脈術」など。名刺をはじめ、ソーシャルメディアを活用したセルフブランディング・小さな会社の販促力アップで全国から講演依頼が絶えない。

高木芳紀
(たかぎよしのり)

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