名刺作りのツボ教えます
名刺作りのツボ教えます
キャンペーンで名刺配布
名刺の専門家を名乗っている以上、名刺に関するニュースにはなるたけ目を通すようにしています。 最近やたら多いのが、地方の町おこしなどで、観光大使に任命された有名人が、記念の名刺を配るというもの。 まぁ確かに、有名人から名刺をもらえたら、嬉しくなるのはわかります。思わずフェイスブックにアップしたり、ツイッターでつぶやいてしまうでしょう。 わたくしも藤原紀香様にお名刺頂戴したら、舞い上がってしまいます。 しかし、こういった企画の熱しやすく冷めやすいことは、あなたにも覚えがあるはずです。 そのときはマックスハイテンションになりますが、次の日にでもなってしまえば、興奮は半分になり、次の日にはまた半分、、、 結局その名刺、どこかにしまって終わりだと思います。 これはもったいないです。 以前ご紹介した、「お店の常連さんにドンとお店の名刺を100枚プレゼントしてしまう方法」を覚えておいででしょうか。 「スペシャル宴会部長」などのテキトーでおもしろい肩書きをプレゼントして、それを名前とともに刷り込んだ名刺をあげちゃうというものです。 元々お店のことが大好きで通ってくれている方ですから、こんなものもらったら喜んで配ってくれると思いませんか? ただ名前が書いてあるだけの有名人の名刺よりも、この「普通の人」の名刺のほうが、実は何百倍も効果があります。 だって、お店のことを語りながら配ってくれるから。 しかも、渡す相手はこの常連さんのお友達です。 ここで問題ですが、何か情報を知りたい時に、知人からの情報と、知らない人からの情報、どっちを信じますか? 当然、知り合いからの情報ですよね。 これが、この名刺プレゼント作戦のキモで、「彼が言うくらいだから本当にいい店なんだろう。」「彼女がススメるくらいだからすごく美味しいお店に違いない!」となるわけです。 かかる経費は、アイボス名刺で作れば非常に安いですよね。しかも注文したらすぐに届きます。 下手にチラシを数万枚配るよりも、コストもかからない上にクチコミ効果も高い名刺プレゼント、試さない手はありませんよ。 |
高木芳紀
名刺アドバイザー(日本名刺協会理事)。著書は「1秒で10倍稼ぐありえない名刺の作り方」「営業いらずのソーシャルメディア人脈術」など。名刺をはじめ、ソーシャルメディアを活用したセルフブランディング・小さな会社の販促力アップで全国から講演依頼が絶えない。
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![]() 高木芳紀 (たかぎよしのり) |