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名刺にどこまで載せる?載せるべき基本的な情報とレイアウト

新入社員の方に捧ぐ!名刺マナーのあれこれ

ビジネスマナーの一環としてしばしば話題になるのが「名刺交換」です。
しかし新入社員のときは、まだ名刺が無い時期があります。
それにもかかわらず、出会った相手が名刺を交換しようとしてきた場合、どのように対処すればいいのでしょうか?
新入社員の方は、ぜひ本記事をお読みください。

まだ名刺がないときのマナー

名刺交換の場において、まだ会社から名刺が渡されていない場合は、正直にその旨を告げて、相手から差し出された名刺を受け取ります。
その際、以下のことに気をつけてください。

テーブル越しに名刺のやり取りをしない
テーブル越しに名刺のやり取りをするのは失礼なので、名刺を受け取る相手の側に行って名刺交換をします。

上司から順番に名刺交換を行う
新入社員の間は名刺交換の場に上司が同席していることがほとんどです。
上司も名刺交換をしているときは、上司が名刺交換を終えてから自分の順番になります。
例を挙げて説明します。
・自分の上司と自分、取引先の課長と新入社員の計4人で名刺交換をするとします。
・まず、自分の上司と取引先の課長が名刺交換を行います。
・その後、自分の上司が取引先の新入社員と名刺交換をします。
・上司の名刺交換が終わったら、取引先の課長と自分が名刺交換を行います。
・最後に、取引先の新入社員と自分が名刺交換を行います。
上司が取引先の課長と名刺交換を行っている間、時間があるからといって取引先の新入社員と名刺交換をすることはNGです。
要するに「偉い人順」だと覚えておきましょう。

しっかりと自己紹介をする
まだ名刺がなくても、自己紹介は必須です。
むしろ名刺がないからこそ、自己紹介をしっかりする必要があります。
自己紹介のときには、社名と所属部署と名前を言いましょう。
「〇〇(社名)、△△(部署名)の××(自分の名前)です」といった形で自己紹介すれば大丈夫です。
まだ所属部署が決まっていない場合は、以下のように自己紹介すれば問題ありません。
「〇〇(社名)の××(自分の名前)です」
「〇〇(社名)、新入社員の(自分の名前)です」
所属部署が決まってないからと言って気後れする必要はありません。

相手の名刺は両手で受け取る
相手が名刺を差し出した場合は、胸の前で両手を使って受け取ります。
片手で受け取ってはいけません。
その際に一言「ありがとうございます。頂戴いたします」などと一言添えましょう。

名刺が無いことを告げる
自分には渡す名刺がないので、そのことを告げてください。
「申し訳ございません。新人研修中でまだ名刺がございませんので失礼します」
「申し訳ございません。入社したばかりで名刺がございませんので失礼します」
自己紹介のタイミングと名刺がないことを告げるタイミングは前後するかも知れませんが、その場に合わせて臨機応変に対応してください。

名刺をもらった後は

名刺はもらったの処遇も大切です。
気を抜かずに対処しましょう。

名刺はすぐにしまわない
名刺はすぐにしまってはいけません。
打ち合わせの間は相手の座席順に名刺を机の上に並べておきましょう。
このとき、名刺が重ならないように注意してください。
また、名刺は自分から見て名刺の文字が読める方向に置いてください。

名刺がなくても名刺入れは持ち歩く
打ち合わせが終わったら、もらった名刺は名刺入れに入れて大切に持ち帰ります。
ビジネスにおいて、名刺は相手の分身のようなものなので、無造作にポケットやカバンに突っ込んではいけません。
このため、たとえ名刺を持っていなくても名刺入れは持参してください。
なお、名刺入れはカバンの中にしまうか、腰より上にあるポケット(胸ポケットなど)にしまってください。
ズボンのポケットなどに名刺入れをしまうのは失礼になります。

まとめ

名刺のマナーは一見ややこしいですが、慣れてしまえば複雑ではありません。
特に新入社員の間は上司が打ち合わせに同席することが多いので、上司の行動をよく見て真似をすれば大丈夫です。
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