お役立ち情報
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営業が上手くいかない!? まず名刺を見直しましょう!
交流会や名刺交換会などに行けば、たくさんの名刺を配ることができます。
しかし、名刺を配ってもその後のお付き合いがないことが多いのではないでしょうか?
こういった悩みは名刺を見直すことで改善するかも知れません。
アピールのための情報を入れる
何らかのアピール力を名刺に持たせれば、相手からのコンタクトを増やせる可能性があります。
例えば以下のような情報を記載して、アピール力を高めてはいかがでしょうか?
専門性をアピール
仮に100人の弁護士から名刺をもらった人が法的トラブルに巻き込まれた場合、全ての名刺に事務所と弁護士の情報しか書いていなければ、最初に見つけた名刺の弁護士、または住所の近い弁護士に連絡するでしょう。
しかし名刺に「相続専門」「債務整理」などの文字があれば話は変わります。
相続問題に直面している人は「相続専門」と書かれた名刺の弁護士に連絡し、借金で悩んでいる人は「債務整理」の弁護士に連絡する可能性が高いです。
専門分野や資格を書くことで、問い合わせの増加に繋がります。
写真やイラストでアピール
顔写真を載せることで「顔と名前が一致しない」という状況を避けることができますし、画像次第でアピールしたいものを強調できます。
例えば音楽関係の人であれば、楽器と一緒に写った画像を選ぶことで、職業や得意分野までひと目で把握してもらえます。
デザイン職の場合、写真の代わりにイラストでもいいでしょう。デザイン力をアピールできます。
自社のサービス内容やホームページをアピール
自社のサービス内容を名刺に書いたり、企業のURLを名刺に載せたりするのは最早常識になりました。
しかしホームページにアクセスするために、名刺を見ながらキーボードにURLを入力するのは面倒です。
QRコード付きの名刺も増えましたが、いちいち読み込ませるのが手間だという人もいます。
そこで、CMや広告などでよく見られる「検索窓」や「検索ワード」を表す画像を載せてみてはいかがでしょう?
アピールしたい商品やサービスのWebページにアクセスしてもらいやすくなるかもしれません。
検索ワードを適切に選ぶだけでも、自社のサービス内容を強調することができます。
名刺のデザインを工夫する
名刺に載せるデザインを工夫することで、名前と社名しか書いていない名刺より印象に残りやすくなります。
以下に例を挙げますので、可能であれば試してみてください。
名刺の形を変える
名刺を四角以外の形にすることで、印象に残りやすくなります。
名刺ホルダーに収まるサイズが前提ですが、商品の形を模した名刺などは通常の名刺より印象に残りやすく、かつアピール力が高い可能性があります。
珍しい例としては、自分の上半身のシルエットを名刺にしたケースも存在します。
名刺の色や質感を変える
名刺の色は出尽くしていますが、透明な「スケルトン名刺」などはまだ珍しいかもしれません。
また、通常の紙でなく手漉きの和紙を使った名刺もあります。質感が明らかに違うので印象に残りやすいです。
桐などの木を薄く削って作った名刺も存在します。木目の美しさと木の触感に加え、木材の香りの印象などで人の記憶に残りやすい可能性があります。
工夫を凝らした名刺のメリット

名刺に何らかの工夫があると、名刺を配るときに相手の印象に残りやすくなります。
名刺に書いておいた情報をきっかけにして話が弾むこともあるでしょう。
話が弾めば印象に残りやすくなり、その後の問い合わせにも効果を発揮します。
また、工夫された名刺をもらった人は「こんな珍しい名刺をもらったんだけど…」と自分の会社で同僚や上司に見せたくなる可能性があります。
会社の人に見せるということは、情報が共有されるということです。
何かの案件があったときに上司から「例の珍しい名刺の人に連絡してみて」など言う指示が飛ぶかも知れません。
地味な名刺よりも何らかの工夫がある名刺の方が、営業ツールとしての効果が高いのです。
まとめ
名刺の目的はただ配ることだけではありません。相手の印象に残り、今後のお付き合いに発展させることが目的です。
名刺に工夫することで、同業者との差別化が図れ、ひいてはお付き合いに繋がる可能性もあります。
営業に行き詰まったら、名刺のデザインや記載内容を見直すのも一案です。
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